2024年に突入して、第三次世界大戦という言葉をよく耳にする様になりました。世界では、今この瞬間も戦場で命を落としている人達がいます。
皆さんは過去に起きた戦争についてどれ程話す事が出来ますか?
今や、戦争を体験した人達からお話しを聞ける機会も段々と少なくなってきています。だからこそ知らなければならないんです。
戦争はゲームの中の世界ではありません。実際に起きた事です。多くの尊い命が奪われました。僕は戦争を経験した事はありませんし、体験した方から言わせれば、簡単に戦争について話をしたら、お叱りを受けるかもしれない。
それでも、もっと多くの人に知って欲しい。
目を逸らしたくない。忘れたくない。
命を奪うということが、どういう事なのか。
僕は戦争が知りたくて、調べたり、少しですが色々な戦争映画を観ました。その中でも紹介したいのが1998年のプライベートライアンというタイトルの戦争映画です。アメリカの映画で、他の戦争映画と比べ映し出される映像はリアルで、残酷かつ過酷な戦場が待っています。G-18指定なので、覚悟して観て下さい。
日本版の戦争映画を観たい方は、岡田准一さん主演の永遠の0がおススメです。零戦の特攻部隊を中心に物語は進みます。此方もショッキングな映像を含みますので気をつけて下さい。
敵艦の空母に突っ込む零戦。当時の映像を見てから、あの音と直撃した瞬間の映像が忘れられません。彼等の残した遺書を涙無しでは見れませんでした。そして東京大空襲。広島、長崎の原子爆弾。原爆が二つだけでなく、許可が下りれば無限に落とされる可能性があった事。原爆後の風景、彷徨う人、終戦後も戦い続けていた人達がいた事。戦争中に起きた事には詳しくなく、色々間違いがあるかもしれませんが目に留まったものを休む事も忘れ延々と見続けていました。戦争に関わった人達全員が疲弊し、明日は我が身と、迫りくる恐怖に堪え戦ったんですよね。
僕達は彼等を忘れてはならない筈です。
想像して下さい。
さっきまで話していた戦友が銃弾に撃ち抜かれ、前を走っていた人が砲撃で下半身を吹き飛ばされ、即死。右を見れば顔の無い遺体が転がり、左を見れば沢山の人の山が真っ赤に染まった海に浸っている。爆弾に直撃した仲間の肉片と鮮血を頭から被り、戦意喪失する人。静まり返った戦場に残るのは、ウジが集った死体だけ。
それでも、前に進まなけばならない。
これ以上の地獄があるでしょうか。
彼等が負った心の傷は癒えますか。
彼等の死は無駄だと思いますか。
やりたい事もあっただろう。
どれ程生きたかっただろう。
子供の成長を見届けたかっただろう。
僕達は、彼等が命をかけて守ってきた日本で今を生きているんですね。生きていられるだけで幸せです。
簡単に"死"を口にしないで下さい。
簡単に"引き金"を引かないで下さい。
簡単に"命を扱わない"で下さい。
他人事だと思わないで耳を傾けて下さい。
過去の戦争から学べる事は沢山あると思います。
僕の記事でより多くの人が戦争の事を知ってくれると嬉しい。
誰かの為に、誰かが今日も命を捧げている。
最後まで読んでくれてありがとう!さよなら!!